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論文

地層処分性能評価のための岩石に対する収着分配係数の設定手法の構築; 花崗岩を対象とした適用性評価

舘 幸男; 陶山 忠宏*; 澁谷 早苗*

原子力バックエンド研究(CD-ROM), 24(2), p.109 - 133, 2017/12

性能評価解析において、収着分配係数K$$_{rm d}$$は、地球化学条件の変動範囲や不確実性を含む具体的な性能評価条件を考慮して設定する必要がある。性能評価のための岩石へのK$$_{rm d}$$設定手法を、(i)収着データベースから抽出されるデータ群の直接的利用、(ii)データ取得条件と性能評価条件の差異を補正する半定量的条件変換手法、(iii)熱力学的収着モデルの3つを組み合わせることにより構築した。この設定手法の適用性を評価するため、これら3つの手法を適用して、花崗岩に対するCs及びAmのK$$_{rm d}$$値と不確実性の導出と比較を行った。その結果、データやモデルについて十分な情報が利用可能な場合、異なる手法間で整合的な設定値を導出可能であることを確認した。この手法間の比較を踏まえ、性能評価対象の25元素を対象に、実測データ群に基づく分配係数と不確実性の設定を試み、最近の海外の性能評価プロジェクトにおけるK$$_{rm d}$$データセットと比較した。本手法によって、実際のサイト条件への適用を含む段階に応じた分配係数及び不確実性を設定することが可能となる。

論文

Applicability of sorption data determined by laboratory experiments for evaluation of strontium-85 mobility in subsurface field

田中 忠夫; 向井 雅之; Li, Z.*; Li, S.*

JAERI-Conf 2003-010, p.142 - 149, 2003/09

Sr-85の環境中移行試験を中国輻射防護研究院の野外試験場における不飽和黄土層中で実施し、Srの移行挙動を2年間にわたって観測した。また、移行評価用収着データを取得するための室内実験として、野外試験場から採取した黄土を用いて、カラムシステムによるSrの移行実験及びバッチシステムによる収着実験を実施した。室内実験から取得した収着データが野外試験場におけるSrの移行を評価するために適用か否かを検討した。野外試験場におけるSrの移行挙動は室内実験から取得した分配係数と平衡収着モデルで評価できた。したがって、環境中におけるSrの移行評価のための分配係数は、室内実験から選定可能であることがわかった。

報告書

Sorption studies of plutonium on geological materials - year 2

J. A. BERRY*; M. BROWNSWORD*; D. J. ILETT*; Linklater, C. M.*; Mason, C.*; TWEED, C. J.*

JNC TJ8400 2000-060, 60 Pages, 2000/02

JNC-TJ8400-2000-060.pdf:2.95MB

本報告書では、以下の2つの事項について報告する。異なる酸化条件下における、玄武岩及び砂岩へのプルトニウムの収着挙動を明らかにするために実験的研究を行った。溶液中の酸化還元電位は、還元剤2種類及び酸化剤1種類を使用し、制御を行った。熱力学モデルを使用し、試験結果の解析を行った。今回、酸化鉄をベースとした収着モデルを使用した。砂岩については、プルトニウムの収着データを再現することができたが、玄武岩については、収着データを低めに予測する傾向が見られた。

論文

Analysis of results obtained from field tracing test under artificial rainfall condition

田中 忠夫; 神山 秀雄*; 向井 雅之; Guo, Z.*; S.Li*; S.Li*

Proc. of Asia Congress on Radiation Protection, p.681 - 684, 1993/00

中国輻射防護研究院との協力研究により、1989~1991年にかけて中国の黄土地帯で放射性核種移行フィード試験を実施した。人工降雨条件下で実施したフィールド試験の結果について、バッチ及びカラム実験など室内実験から得た結果も考慮して解析を行った。フィールド試験における$$^{85}$$Srの移行挙動は、$$^{85}$$Srの黄土との反応として分配係数を用いる最も一般的な平衡収着モデルを適用することにより、十分に評価でかることを示した。一方、$$^{60}$$Co及び$$^{134}$$Csの移行挙動は、一次反応速度式で表した可逆収着と固定化及びろ過理論を合成した非平衡収着モデルを仮定することにより、概ね説明できた。

口頭

炭酸共存条件におけるウランのモンモリロナイトへの収着に対するモデル適用性

杉浦 佑樹; 舘 幸男; 陶山 忠宏*; 浜本 貴史*

no journal, , 

わが国には、炭酸濃度の比較的高い地下水環境が存在する。ウラン(U(VI))は炭酸錯体を形成することで収着分配係数(K$$_{d}$$)が低下するため、その影響を定量的に評価する必要がある。原子力機構が整備を進めている収着データベース(JAEA-SDB)から既存のU(VI)のモンモリロナイトへの収着データを複数抽出し、モデルパラメータの導出と炭酸共存条件における収着モデルの適用性の評価を行った。得られたモデルパラメータは、炭酸濃度を変化させた試験結果を良好に再現することができ、炭酸錯体形成によりK$$_{d}$$が低下するものの、一部は三元錯体として収着している可能性が示唆された。また、モデルパラメータ導出に用いていないデータセットの再現に成功し、モデル化の方法の妥当性及びモデルにより炭酸共存の影響を予測・評価できる可能性が示された。

口頭

Ca共存下での粘土鉱物へのNb収着モデルの検討

山口 徹治; 邉見 光; Logan, B.*; 島田 亜佐子; 大平 早希; 飯田 芳久

no journal, , 

$$^{94}$$Nb(半減期2.03万年)の収着分配係数(${it K}$d)は、中深度処分の安全評価において重要な要素の一つである。Nbは中性以上のpHでアニオン(Nb(OH)$$_{6}$$$$^{-}$$、Nb(OH)$$_{7}$$$$^{2-}$$)を形成し収着性が低いと予想されるが、Ca存在下では高い収着が報告されている(Ervanne et al.(2014))。しかし、Ca存在下での${it K}$dのモデル化は成功していない。本研究では、Ca-Nb-OH溶存錯体の存在を確認するため、Ca濃度とpHを変化させNbの溶解度を調べた結果、CaNb(OH)$$_{6}$$$$^{+}$$の存在が推定された。また粘土鉱物の一つであるイライトを対象に、Ca-Nb-OHの表面種を考慮に入れた収着モデルを構築し、Ervanne et al.(2014)のデータを再解析した結果、NbのCa共存下でのイライトへのNbの高い${it K}$dを再現できた。これらの結果から、収着モデルへXOCaNb(OH)$$_{6}$$の追加を提案する。

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